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パリィ練習は「相手選び」から始める

執筆・編集GAKU編集部

ゲームの「うまくなり方」を体系化するNEXTGG編集チーム。ジャンル別プレイヤーと共に、検証と実プレイを重ねた上達メソッドを届けている。

公開 2026-04-11読了 約5

パリィが苦手な人ほど、いきなりボスで練習しようとしがち。結果、当たりもしないまま焦りだけが積もっていく。パリィ(敵の攻撃に合わせて盾やパリィ武器を振り、はじき返して反撃のチャンスを作る技術)は、相手選びと入力タイミングの掴み方で上達カーブがまるで変わる。ここでは「どこで磨くか」を先に決める話をしていく。

ボスで練習しないで、雑魚で練習する

強い敵ほど早く上手くなれそうに感じるけれど、実際はその逆に近い。パリィの最初の練習相手は、序盤マップで一番モーションがゆっくりしている「直剣を持った人型の雑魚」が向いていることが多い。

  • モーションの種類が少ない
  • 振りが遅く、予備動作がはっきりしている
  • 倒されてもロスト(所持している経験値/通貨を落とす仕様)の範囲が軽い
  • 同じ攻撃を何度でも誘い出せる

この4条件を満たす相手を、シリーズによって名前は違えど必ず1体は見つけられる。「人型・直剣・鎧のすき間あり」というキーワードで序盤マップを見直すと、候補がいくつか浮かんでくるはずだ。初見のボスと1時間向き合って1回もパリィが取れないより、30分この雑魚と付き合うほうが、得られる感覚ははるかに多い、と言い切る中級者は少なくない。

タイミングは「当たる瞬間に押す」じゃない

ここがパリィでつまずく一番の壁になる。多くの解説で「攻撃が当たる瞬間に押す」と書かれているけれど、実戦ではそれだと遅いことのほうが多い。入力から実際にパリィ判定が出るまでにわずかな発生フレーム(ボタンを押してから技が実際に判定を持ち始めるまでの時間)が必ず挟まるからだ。

感覚としては、相手の武器が「自分に当たりに来ている途中」に押す。もっと言うと、テレグラフの終盤、振りが自分の半径に入り始めたあたり。当たる瞬間を狙うのではなく、当たりに来る軌道が見えた瞬間に出す、という頭の切り替えが必要になる。

ここで便利なのが「相手の武器の先端を見る」という意識。自分のキャラではなく相手の武器の先端にフォーカスを置くと、軌道が見え始めてから自分に届くまでの時間が自然に読めるようになってくる。視点の置き場所をひとつ変えるだけで、同じ攻撃が「読めない速さ」から「遅く見える速さ」へ変わった、と感じる瞬間が来る人は多い。

失敗の数え方を変える -- 10回失敗を1単位にする

パリィ練習は、成功体験より失敗のログのほうが伸ばしてくれる。失敗するたびに落ち込んでいると、すぐ心が折れる。おすすめは「10回失敗したら1単位」と区切ってしまう数え方だ。

10回のうち、早すぎたのが何回、遅すぎたのが何回、狙ってない攻撃にボタンを押してしまったのが何回。この3つだけをなんとなく数えておく。数えるだけでいい。そうするうちに、今日の自分は「早すぎる傾向なのか、遅すぎる傾向なのか」が見えてくる。傾向が見えれば、次の10回で修正する方向も見えてくる。10回失敗したら休憩、20回失敗したら相手を変える、30回失敗したら今日はここまで、くらいの区切り方だと気持ちが持ちやすい。

  • 早すぎる -- テレグラフの序盤で押している。半テンポ待つ意識に切り替える
  • 遅すぎる -- 当たる瞬間を狙っている。軌道が見えた時点で押す意識へ
  • 違う攻撃に反応 -- 技の種類が見えていない。STEP1のテレグラフ観察に戻る

次のSTEPへの橋 -- 「ディレイ」という罠

次のSTEPでは、ここまでの練習を一度ひっくり返してくるディレイ攻撃とフェイントの話に入っていく。パリィに慣れてきたタイミングで、相手は必ずこの罠を仕掛けてくる設計になっている、と捉えてもらうとちょうどいい。

先に伝えておくと、ディレイに引っかかるのは読みが浅いからではなく、読みが「揃いすぎている」から起きる現象だったりする。練習の成果が、そのまま次のSTEPでひっかける材料になる。知っておくだけで、来たるべき混乱を心の準備ごと受け止められる。

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